2008-01-01から1年間の記事一覧

すぽん、と

気分のいい二日間だった。 ようやく、あたらしいフェーズに入る前の、エンジン出発モードに入れたようです。 ひと段落して、おわりそうで、はじまる前のかんじが、力をくれる。 なんだってできる、っていう気分に(あくまで気分だけれど)なる。 得たものを…

ただいまおかえり!

おかえりとただいまをしたここ最近。 おかえり。犬が吠える、SBK! ただいま。KinKi Kids! 五十嵐さんの音を聴いた瞬間、すごく嬉しかったです。 SBKは相変わらず、ちょっと先をスキップしてる感じ。 KinKi KidsにはC albamの頃非常にお世話になったのです…

the chef cooks me

あいしていればだいじょうぶだとおもった。 風邪を引いていたから、最初は抑えていたのだけれど、だんだんと笑みは広がって、最後は「たのしい!」であたまをいっぱいにしたのでした。

過去が増える

歳月が流れるにつれ、感傷の機会は多くなる。 過去が増えていく。 いとおしい過去は時に、ぞっとする程鋭利な刃物になりうる。 でもそれはミニチュアサイズの刃物で、だから表皮しか傷つけない。 けれど、傷ついた表皮は、ひりひりと痛むのだ。 深い傷よりず…

かつて

はじめ、出来なかったことが、どうにか出来るようになり、その後、無心で出来るようになり、その後、たのしく出来るようになる。 それは勝利だ。 進歩のたのしさ。笑みをたたえて。 そうやって積み重ねたあしあとは、とても心地が良い。

生ビール

時は流れる。 居酒屋のわいわいも、笑顔も、しかめっ面も、躊躇も、冗談も、 やがてはどこかに、消えていく。 冬のさよならは、他のどのさよならよりも、名残惜しいかもしれない。

おいしい夜

三軒茶屋から池尻大橋、中目黒 おいしい夜だった。 寒いときに食べるあたたかいものは、それだけでもう、幸せだ。 大きな月と川のにおい。車の音。静かな夜道。 ひとりじゃあ寂しいけど、ふたりだったら大丈夫だ。

記憶力

記憶力低下警報発令中! 覚えておきたいのなら、書き留めておくことは、何を差し置いても重要だ。 去年の夏を書かなかったことにより、去年の夏の幾らかは、書いた場合よりも抜け落ちてしまった。今年の夏も、きっとそう。書かなくても覚えていることがある…

理想論

これが間違っているとか そういう人は損をしている というような考え方はしたくない。 私は私の正しさで、私の得で生きるだけだ。 否定は毒だ。かたちは精錬されるが私は精錬を欲していない。 欲しいのはすべての色だ。茶色だって黒だって、そこには必要なの…

ぴかーん

お日様ぴかーんと晴れていて 歩く横浜は幸せだった あるべき時にあるべきものがあるべき場所にある感じだった 船が何度もボーといって 行ったり来たり泊まったりしていた 太陽がじりじりと背中をあたためて、 風はさらさらと頭をなでていった ねむりながら電…

飽きたら

最後の最後でふみとどまって けっきょく何処にもたどり着けない いつもとまったく違うのは安心するのに、 すこしだけ違うのは安心できない 海がぜんぶ持ってくなんて嘘 浜辺を目に焼き付けて しゅんかん、ひとりだと悟る まわっていて考えられない 流れてい…

いつか私がかくものは

いつか私がかくものは とびっきり綺麗でなくちゃならない どんなに暗く、重くとも どこまで深く、悲しくとも なによりも美しくなくちゃいけない。

すき

貴方の好きと私の好きを照らし合わせる 涙はよろこび 色は対象 並べたいだけ 好きはご馳走 欲しくてたまらないけど たまに胃もたれして 血となり骨となるが 心臓にはなれない 回転速度を遅らせて 花を愛でる、ひとり

出口を

昨日と今日の話。 昨日の話。もっと本気で考えよう、と思った。もっと、頑張れると思った。人を喜ばせる存在になりたい。あとは何を使うか。どう使うか。 今日の話。笑顔でいること。楽しむこと。月日の効力。続けたからこそ獲られたものは、想像以上に大き…

夏祭り

暑さ 涼しい風 あんず飴 手をべとべとに 盆踊り 笑顔と 音楽と 喧騒 たこ焼き フランクフルト かき氷 満月の夜、 どきどきがそこらじゅうにある

今日

「奇跡のシンフォニー」を見た。いい映画だった。いくつか「あれれ」はあったけれども、随所に流れる音楽と映像がマッチしていてとても素敵だった。音の感情を揺るがす力はすごい。しかし「奇跡のシンフォニー」という邦題はちょっと気に食わない。

焼く

ぼやけた頭で 見たもの 聞いたものを わすれないように あの東京タワーみたいに

いろいろなこと

どうやって書こうという考えが働いて、書けないでいる。 その上、最近はあまりじっくり考えようとしない自分がいるから、記憶は今まで以上にさらさらと流れ出し、何色が流れたかさえ分からないでいる。 三十三間堂に感動したり、七並べを楽しんだり、大切な…

よるが

よるが匂いをもちはじめた 記憶をさかのぼったならば あたらしい夏がくるとしても その楽しさははっきりと、もうすでにそこに

さよなら、さよなら、さよなら

何度だってさよならするずっと見ていられないからあとにはいつも絵を描いた青に匂いをかりただけ赤に笑顔をかりただけ黄にまなざしをかりただけ

引用、その22

ねえ、いちばん大切な事は、どうにもならないの? 無力。無力感。真正面から対峙したら、ガタガタになるかもしれないね。生きて行く。危うい足場にひっかかって。ねえ、君のひっかかってるとこは、いまにも崩れ落ちそうだよ。いいんだ。だって僕にはここしか…

引用、その21

ふとんのなかにいるまま、窓にあたっては流れるしずくに目と耳をよせる。まぶた深くにある滝をのぞいたように、銀のすじが奥まっていく。骨すじに響きがしみて、しずまる。東京は、慈雨の季節になっていた。 とおく近く、天の鳴らす無数の太鼓は、むずかしい…

おやすみ、京都

しずかな時間が たしかに流れて 匂いを 光を 熱を吸い込んで 何百年も前からそこにいる 何万もの思いが漂って 夜と 夜と 夜が過ぎ 秋と 冬と 春が過ぎ 夏がまた来る ずっと、目を瞑って ずっと、前を見据えて ずっと、笑みをたたえて 二度とこない日を、重ね…

ひとつひとつを すいこんで まるで海みたいって 笑えばいいんだろう

空の目

梅雨の一幕。てくてく歩く夜。誰かとご飯を食べたあとに。 人と人と、触れ合って、足りなくて、でも満たされていて、 夜がきて、朝がきて、笑いあって、時には笑わずに、隣にいて、 消化して、消化しきれずも、にこやかに今日は過ぎ、 消えてほしくない味も…

体に毒って

わかっていても 綺麗なものを見てしまう ぜんぶ笑顔で受けとめて ずるいね ずるいね 仮定は現実にならない 能力で測って 頭で考えて 感情を抜きにして いつだって冷静で 溺れることなんかなくて だから 心に毒ってわかっていても うつくしいなと今日も微笑む…

手の届かないもの 手伸ばして 届かなくても くすりと笑う その存在があるだけで 心がゆわゆわして ゆわゆわ ゆわゆわ 精一杯伸ばして、伸ばして、耳に触れる 気づかれちゃいけないよ それをぎゅっと抱きしめる.

時の流れ

を感じた一日。二つの層の昔の友人達と会った。 流れていくとき。変わらないのを喜ぶのは、人間が幸福な証拠だ。 目指せ現状維持。と共に向上。 人の交点が次々生じては消えて、模様になっていく。 模様を見ながらお茶を飲めるのが、人間の特典。 懐かしいね…

記憶の手帖

どこからどこまで残したいのか、よくわからなくなっている。絶対量が増える度、その迷いは増えるんだろう。 さいきん出会った人たち。 カメレオンみたいな女の子。自称卑怯者の男の人。ぱっちりお目目の赤ちゃん。 人間は善良だ。と性善説を唱えたくなる(晴…

もやもやもや

子供の頃から、苦手なものというのがあって、それは、大人になった今では、普段はなりを潜めて隠れているけど、ひょんなときに顔を出して、ああやっぱり、まだ苦手だ、と自分を辟易させる。 どうしたって克服できない、かなしみが、自分を一瞬で包み込むのだ…