2008-06-24 おやすみ、京都 しずかな時間が たしかに流れて 匂いを 光を 熱を吸い込んで 何百年も前からそこにいる 何万もの思いが漂って 夜と 夜と 夜が過ぎ 秋と 冬と 春が過ぎ 夏がまた来る ずっと、目を瞑って ずっと、前を見据えて ずっと、笑みをたたえて 二度とこない日を、重ねている おやすみ、冷えても残る、今日の熱 おやすみ .