2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

だいじょうぶ、きょうは

単純さは救いだ! 時に、昨日の嘘は今日の本当になるし、昨日の本当は今日の嘘になる!思いの変遷。本人にさえ予想ができない。でも死ぬまで本当の本当もある。同様に、死ぬまで嘘の嘘もある。どのように見るかとどこまで見るかは自分次第で、A点で本当だっ…

いうなれば

私は村上春樹さんの、世界のどうしようもないことに対する諦めと開き直りが好きです。やれやれ、まったく、しょうがないじゃないか、といいながら、歩みを止めない(たとえものすごくゆっくりであったとしても)強さに安堵するのです。

引用、その17

その平和な風景の中には、暴力の残響のようなものが否定しがたくある。僕にはそのように感じられる。その暴力性の一部は僕らの足下に潜んでいるし、べつの一部は僕ら自身の内側に潜んでいる。ひとつは、もうひとつのメタファーでもある。あるいはそれらは互…

本日の一冊

ウエハースの椅子 (ハルキ文庫)作者: 江國香織出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2004/05/01メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (60件) を見るぞっとするほどひんやりなめらかな絶望が、退嬰的に、決定的に、主人公に流れこむ。 温もり…

ほんとうはぜんぜん

そんなこといいたいんじゃないんだもんねー、って、言いたい。 もしくは、甘いもの食べておいしいねー、って言いたい。

近頃は

狂ったように本を読んでいます。という程狂ってはいませんが、それでも結構な時間、本と共にいます。最近移動中に音楽をあまり聴かなくなって、寝る前には相変わらずsyrup16gを聴いています。それは能動的な鑑賞でなく、受動的な聴き取り、いや、取ってさえ…

というように

生きていくこともひとつの道であるのだと思います。

引用、その16

「つまんないことがたくさんたくさんあって、力がなくなるようなこととか、生きててもしかたないと思うようなことがたくさんある、TVを観ても、なにをしててもいつでもたくさん目や耳に入ってくる。だから面白いことをたくさんして、逃げ続けるんだ。逃げ…

というような

心境に、まさにぴったりだった時期があります。えへ! ちゃかせるぐらいなら大丈夫です。

引用、その15

なぜ、ここでそのことを書く気になったのか、よくわかりません。それはそれとして、このところ自分に関することが自分の意思や論理以外の要素で決まるのが心地よく思えるのです。朝、いつもの電車に乗り遅れたような時、不思議な解放感を味わいます。どうし…

この手、或いは、その手に

ある程度不幸ということについて、人間は、どう仕様も無い。 シャットアウトして、その先は? すべて受け入れて、その先は? 頭おかしくなりそうって、誰かが言ったとして、その先は? ほんとうの目的を手にしたとして、その先は?

花筏

花眼を広げて、年をとる 「世界ってやわらかくて、うつくしいのね」

引用、その14

生きていることのエネルギーを、ただ感じるようになるのよ。 生きているエネルギーって、ようするに 静かな喜びのこと だからね [静かな喜びのヒト]になるわけ。 自分のことを、[静かな喜びのヒト]に感じるようになると、 他人のことも、同じく、[静か…