2008-01-01から1年間の記事一覧

はるのうた!

光が消える前にアーティスト: mount sugar,山里ありさ,森英臣,DAN出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン発売日: 2006/09/13メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (6件) を見る初花凛々 (通常盤)アーティスト: SINGER SONGER,Cocco出版…

いつかの自分

一年ずつ、確実に、春に咲いて、散る桜、 実をつけて、花開き、葉を揺らして、裸になって、 また春だ、こんどの春、 取り戻そう、と思った。 後ろを見て、一回落とした、たいせつだと思うものを、また拾うのだ、 ゆたゆた揺れた一年で、心地よくなったり、不…

ひさしぶりに映画が観たくて、「潜水服は蝶の夢を見る」を観に行く。 人のあまりいない映画館の、映画が始まる前の静けさや、終わった後のぽかん、とした感じが好きだ。 想像力と記憶力。そしてそれを人に伝える為の言葉が、主人公に残された武器だ。 外界を…

だから

人と人が響きあう、その素晴らしさを、幾千の人が表現して、それでもまだ足らないって、これから先も、幾千の人が表そうとし続けるんだろう。 人の根っこは変わらない、十年前を振り返ってあらためて気づく。溶かしたと思っていた私の正義は全然溶けていなく…

翌日

syrup16gが解散した。 最後のライブは、ほんとうに、素晴らしかった。 すべての音を出し切る彼らの、熱や、諦念や、悲しみや、希望が、まっすぐに伝わってきて、ほんとうに素晴らしかった。 それぞれの記憶に、それぞれのsyrup16gが残り続ける。わたしが覚え…

月日

幸せな瞬間。心に引っ掛かる瞬間。それをどうやって残そうか。一緒に唄った歌や、後ろ髪引かれたさよならを、どうやって残そうか。

引用、その20

私は、言葉は何も所有しないと思う。しないし、できないと思う。だからこそ信用できると思うのです。 (江國佳織/yom yom vol.5「つめたく、冴え冴え、澄みわたる」/新潮社)

ハッピーフライデー

晴れた昼に道を歩いていると、路上で犬が日向ぼっこをしていて、どこかの家から何かを焼くおいしい匂いが漂ってくる。

千枚田

棚田にいってきた。 山と空。太陽。鳥と川の音。澄んだ空気。 のどかだねー、と言い合って、みかんを食べながら日にあたる。 お日様の力はすごい。 また春に行こう。 水を張った田んぼに太陽が反射したら、すごく綺麗だろうな。

優先的夕焼け

楽しむことは、かんたんだ。 あとはどれを選ぶかということ。選択肢は無限にある。けれど選べる時間は有限だ。 ある日、唐突に、時間の限界が訪れて、人生はぱたりと終る。 例えばこの、8月12日に見た美しい夕焼けは、有限時間内の無限選択肢の中から選ん…

本日の一冊

夜をゆく飛行機作者: 角田光代出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2006/07メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (64件) を見る家族のものがたり。動かない居場所を求める主人公。笑っちゃうぐらい馬鹿らしくて、泣いちゃうくらい深刻で、…

選択

選択の連続がんばらなきゃ!ありがとうを大切に。感謝できるって恵まれてるね。選択できるって恵まれてるね。恵まれてるのと幸せはイコールじゃないね。 幸せって運命じゃない。才能だよ。 まだまだ才能不足!才能は努力で補える、たぶん。

げんきげんき

世界が、次々終わって、いつか手に入らなくなることの、悲しさを、愛しさと共につぶやいた音や画やかたちから、溢れ出る、うつくしさが、だいすきだ。

2008

残り三日のモラトリアム。何も考えないぽっかりした時間ともうすぐさよなら。 お雑煮、うどん、餅、焼肉、おなかに入れてだらだら寝正月。 窓から見る空は憧れるくらい綺麗だけれど外に出ると寒くてすうすうする。 新しい春への準備の冬は、順調に寒い。 元…