空の目

梅雨の一幕。てくてく歩く夜。誰かとご飯を食べたあとに。
人と人と、触れ合って、足りなくて、でも満たされていて、
夜がきて、朝がきて、笑いあって、時には笑わずに、隣にいて、
消化して、消化しきれずも、にこやかに今日は過ぎ、
消えてほしくない味も、すんなりと消えてしまい、
夢をみて、繰り返して、明日になっていく、
この世界は、いつだって、貴方のものだ。