2006-01-01から1年間の記事一覧

忘れない

夜、疲れ、涼しさ、寒さ、人のいない大学、ベンチ、紺色の空、虫の音、風の音、街の音、人の音、素足がベンチに擦れる音、 頑張って生きるよ、 いつか帰ってきてね、それでまたお茶しよう これって多分貴方への告白! 人間てすてきね!

本日の一冊

アビシニアン作者: 古川日出男出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2000/06メディア: 単行本 クリック: 4回この商品を含むブログ (31件) を見る至極素敵な物語でした。

拒否と許容、嘘と本当

失うことは哀しい でも掴まないのは自分だった、わたしは手さえ伸ばさなかった

宮古島

比べることはできるけど、諦めることはできないな あらゆる言葉は気休めで、永遠を欲してすりぬける 共有と非共有を逃れることはできない まだみんな殆ど知らない 反復はずっと続くね

color

辿り着いたこの結論は言葉を持たなかった だからいつまでも表しきれない だからいつまでも繰り返すんだ 固めきることはきっとできないな ペンキだらけの手でそこらじゅうに触れて 例えば君の頬を赤く染める

読書の秋

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-作者: 佐藤多佳子出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/08/26メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 192回この商品を含むブログ (366件) を見る読みたいのですがお金がないのです。 金欠の秋。

散歩を

たくさんしたいです。 この秋と冬はいろんなものを数多く、今まで以上に受けとめていきたいと思っています。いろんなものというのは、ありとあらゆるできる限りのすべてです。具体的に言うならば、例えばそれは憂鬱であり、怠惰であり我慢であり寂寥でありま…

風を掴む

確かな移ろいはすり抜けて 存在はさらさらと晒される 心をゆさゆさ揺するのは いつだって僕以外の全部だった 風のあと確かに残るのは いつだって僕でしかなかったよ 覚えているんだ、 まだ僕は忘れたくない

きっとだいじょうぶだよ、

そこにいるでしょ?

いつまでだって

手に入らず、けれど何度も心を満たす存在や、 これから先も手に入って、けれどすぐさま消えてしまうものの存在に、幾度も触れて、 人の命や環境や、何千万もの営みについてさらりと感じた台湾でした。 人は同じことを繰り返すし、こたえなんてどこにもないし…

もうどうすればいいんだろうなあ

わからないよって君は言うけれど ほんとにそれってわかってないの? あるいはもしかして 何もしなくていいのかもしれないよ ほとんどすべてを放棄したとして さいごに残るものは何だと思う? そうやって数々を想像して 世界をたのしむんだ

旅行

夏を取り戻しにいってきました。 海には一生飽きることが無いだろうなと思います。 まだまだ生きていたいです。 日本に帰ってきて感じた秋は、あまりに確かな秋だったので、ちょっぴり嬉しく思います。 秋を感じに、今日も外に出かけたいと思います。 いつか…

近頃

労働による、脳内休止状態。ゆるゆると生きています(精神的に)。 肉体的には身の引き締まる感じです。 この前ものすごく良い夢をみてとても幸せでした。 色んな人と話をしたいです。もしくは一人で映画館に行きたいです。 結局のところ、秋なのだと思いま…

さいご

どこにもいけないあれこれは どこにいけばいいんだろう ここにはあるよ、そうやって あらゆるあやふやを消去するんだ 意味付けは他人がおこなって すべて僕のものじゃなくなるんだ 絵と一緒に死ぬことはできないよ それでも君は、描くんだろうか それだから…

到頭

秋だよ!なきだす直前の風がひたひたと世界を撫でる!

引用、その7

たくさんの死体を見たこの夏で、おれが得たのは簡単な真実ばかり。それは以下のとおり。①死んだ人間より、生きてる人間のほうが魅力的。②心はいつも外の世界で自己を実現しようとする。③おれたちはどれほど些細な理由でも自殺できるし、その反対にどれほどく…

日本×画展

松井冬子さんの「世界中の子と友達になれる」にちょっぴり泣きそうになりました。 ひとひとりの苦しみや悲しみや孤独や欲望、そして希望はどうしようもなく重いものであるのだと思います。そしてそれは確かなパワーと美しさを持っているのだと、今は便宜的に…

おなかいっぱい!

けれどまたすぐに、おなかがへるでしょう。

夏の欠片、その5

大阪、晴天、眩しい世界、重たい暑さ、かげろう、あるく、空中庭園、地上の庭園、町並、あるく、幾つかのカフェ、あるく、 音楽、ひびく、ひろい空、ひびく、流れる、律動、振動、ひびく、たのしい語らい、 5線のない楽譜、ギャラリー、好奇心の喚起、 感覚…

権利についての小話

人は自分自身の善悪を決める権利しかもたない、ということを主張する権利を彼女は主張したのでした。 しかしながら、実のところ、権利を認定する機関などどこにもなかったのです。 在ったのはただ、その主張に反対する人々と、賛成する人々と、聞こえないよ…

追憶物語

「それでわたしは、なにが欲しいの? でも知ってる、ぜんぶほんとはわたしのもので、ぜんぶすぐにわたしのものじゃなくなるってこと だからいつだって足りないんだ、」 そのとき君はなんていったんだっけ、嗚呼そうだ、瞬間を愛しなよって、そういったんだ、

夏の欠片(幾つかの)

夜の散歩、代官山、路地裏、水とコンクリートの匂い、40分の散歩、ベリーベリーソーダ、読書、彼女の告白、見えないところ、見えないことが見えること、いつか見えるだろうなってこと、どうしようもないけど楽しいこと(どうしようもないから楽しいこと)、…

The Samos

ほとんどすべてを失った彼は、震えるくらいに綺麗でした。 喪失や混沌、昏迷や困頓に美を見出して塗った絵をもっとたくさん見てみたいと思いました。 心を塗ることを容易くする筆はそこらじゅうに落ちているのだと思います。

いま

毛利 Salvatore Cuomoのピッツァトンノが食べたい! もしくはタパス&タパスのタパス風スパゲッティが食べたい!たぱす!

本日の一冊

アムリタ〈上〉作者: 吉本ばなな出版社/メーカー: 福武書店発売日: 1994/01メディア: 単行本この商品を含むブログ (7件) を見るあたたかで頼もしい物語でした。

際限なく

愛し続けられるよ。 忘れ続けることは、できるかな

目を

澄まして、凝らして、瞑って、明ける

引用、その6

乙彦を見た。涙ににじんだ空と海と砂とたき火の揺れる火を見た。めくるめく速さでいっぺんに頭に入ってきて、目が回るようだった。美しい、何もかもが、起こったことのすべてが、気が狂ったように激しく美しい。 (N・P/吉本ばなな著/角川書店)

みる(五つの)

感じて、記憶して、保持して、再生して、次々に流れ落ちて、何度も掴もうとして、磨り減って、失って、繰り返し、繰り返し、 それでも人間という容器は、壊れてしまうまで完結し得ないから、その繰り返しを、できるだけ多く、みていきたいと思うのです。

すごく

楽しかったです。人はひとつしか選べないなあ、 そしてそのひとつが、確かにひとつとして選ばれているんだなあ、なんてことを思ったり、思わなかったりしました。身体を揺らして聴く音も、立ち尽して聴く音も、寝転んで聴く音も、歩きながら聴く音も、すべて…