翌日

asps2008-03-02

syrup16gが解散した。
最後のライブは、ほんとうに、素晴らしかった。
すべての音を出し切る彼らの、熱や、諦念や、悲しみや、希望が、まっすぐに伝わってきて、ほんとうに素晴らしかった。
それぞれの記憶に、それぞれのsyrup16gが残り続ける。わたしが覚えているのは、CDを聴きながら自転車で走った道だったり、夜だったり、夏だったりする。
張本人には、もっと濃くて、熱くて、苦しくて、楽しい記憶が、残り続けるんだろう。

彼らの音楽の、苦しさや悲しさから染み出る美しさが、とても好きだった。苦しくても悲しくても、美しいから、彼らの音楽は前を向いていたと、わたしは思う。
syrup16gがいなくなっても、プレイヤーから音楽は流れ続ける。今までも、これからも、ありがとう。
おつかれさまでした。