サウンドトラック

サウンドトラック

サウンドトラック

近未来東京を生きる少年・少女たちの21世紀型青春巨編。
ものすごく壮大な物語は焼けるような熱さを伴って進んでいく。
彼女達の核を為すのは生きたいという力で、その力に圧倒される。
「だって、あたしはこのリフジンな世の中を本当に愛しているもの」と少女は言う。
少女たちはただ本当にこの世界を愛しているだけなのだ。
何もかもを受け入れようとする彼女たちの姿が爽やかすぎて、
同時に世界は混乱状態で、その落差が清清しくって泣けてくる。
暴動は世界のはじまり。最後のページは大きな希望と懐かしさで溢れている。
いろんな意味で重い話なので、覚悟が必要です。