ひらく

asps2009-03-12

ちゃくちゃくと、すすみはじめている。
熊本は雨が降ったけれど、のびやかでなんとなくやわらかいところだった。街には路面電車が走っていた。旧細川刑部邸の縁側と、旅館竹ふえに心和いだ。また夏に行きたい。
バリ島はずっと晴れていた。太陽がまぶしくて、木々がさわさわしていて、ものすごく、いいところだった。所々に生えるガジュマルの木が、神さまとして崇められていた。またあの夏に会いに行きたい。
今日は働いた。心がずっと笑顔だった。
その後友達に会った。話がいっぱいできた夜だった。
前途洋洋。こわいものは、ほんとうはそんなに多くないはずだ。
でもこれから先、いっぱいいっぱいあるのも、分かっている。
それでも、ほんとうはそんなに多くない、と、また思い直して、歩いていく。
そういう人生でありたい。

唐突に

asps2009-02-20

曽我部恵一バンドに会いに行ってきた。
笑顔筋が筋肉痛になりそう、という友達の言葉に大きく同意した。
彼らの、綺麗なものや楽しいことを、全力で掬い取るその力は、やさしく輝いて、人を笑顔にする。
帰り道、お散歩をして、いい気分の夜だった。

凧と梅

asps2009-02-15

凧揚げをした。
風を掴む、あの感じは、くせになりそう。

梅がたくさん咲いていた。
甘い香りを漂わせて、惜しみなく咲く梅たちの、いとおしい姿に心がほっこりした。
梅が好きだ。味があって、優しくて、ちかくにいるから好き。

夕方に天使

asps2009-02-11

羊に会った帰り、お天気雨のやさしい夕方、車の中で、ジャックジョンソンが流れていた。
夏のROCK IN JAPANを思い出す。
日が暮れるちょっと前の、清らかで心地よく、すこし切ない時間帯の。
匂いを嗅いだ。いつかの匂いを。