私のいる場所―新進作家展vol.4 ゼロ年代の写真論―

何かを見る自分は被写体としての“自分”になり得るのだということに改めて気づきはっとした。
見るということは感じるということに繋がり、それはじんわりと私の頭を支配する。その感覚がとても好きだ。そして、その“色”の決定権が自分と作品の間を浮遊する、その不安定さも私の心を捉えてやまない。