ある本とある映画とこの世界に対しての感想文

いっぱいありすぎてさ、わたしが言うべきことなんてなにひとつ無いんじゃないかなっていう気分になる。圧倒的すぎてさ、わたしが口出しできることなんて、ないんじゃないかなっていう気分になる。嘘なんて幾らでもつけるし、ほんとうのことなんて幾らでも言える。けれど、貴方にとっての真実がわたしにとっての嘘だったとき、貴方にとっての嘘がわたしにとっての影だったとき、わたしにうまくあてはまる言葉なんて、現実なんて、なにひとつないんじゃないかなっていう気分になるんだ。げんにいま、わたしはじぶんがなにをいいたいのか、まったくもってわからないでいるんだ。
混同してる?
そう、わたしは、このせかいは、混同しているの。