感想その1

asps2005-05-02

ベルリンの至宝展、ルーヴル美術館展と、二日連続で芸術に触れた。
暇だから哲学を深めたのか、哲学を深めるのに丁度暇だったのか、どちらなんだろう。
世界基準と個人基準の溝を目の当たりにし、すごく不思議な気分になった。
世界はいつか終るけれど、途方も無く昔の作品が此処にある。
途方も無く昔の人と同じ角度で、同じ距離で、作品を見ている、その事実がある。
昔の芸術品を掘り起こした瞬間の感動や、今まで出会ったことの無い芸術品に出会った時の感動を思うと、妙な安心感が染み出てくる。その時、その人が、いた、からであろう。